2022年シーズンから、学童軟式野球のルールが少し変更になりました。
これまで7回までだったものが、6回までになります。
1試合の制限時間は90分。
雨などで中断となった場合も、5回までで試合は成立となります。
また、ホームベースのサイズも一般用と同じサイズを使用することになるらしく、結果的に、ストライクゾーンが広がることになります。
学童野球では、ピッチャーの投球制限が1日70球。
なので、今後は6回までを一人で完投することも十分可能になってきます。
継投もこれまでは3人は欲しいところでしたが、投手陣としては、2人で十分投げきれるようになります。
しかし、これまで以上に短期決戦。
1点がより重くなります。
ある学童野球チームの監督さんは、「先攻・後攻を決める時点で大きく変わってくる」と話していました。
後攻のほうが圧倒的に有利になりますし、先制点をいかに取るかが重要とのこと。
当然、失点を防ぐための守備力も今まで以上に重要になってくるので、チームとしてはさまざまな戦略を考える必要があります。
少年野球の競技人口も減少傾向で、子どもたちの体への負担などを考慮してのルール変更ですが、
よりシビアな戦い方を求められる部分も多そうです。
栃木県では4月29日(金・祝)から「第15回 ガスワンカップ学童軟式野球・栃木県選手権大会」が開催されます。
小山市からも、地区予選を勝ち抜いた4チームが出場予定。
日頃の練習の成果を存分に発揮し、悔いのない戦いをしてほしいですね!
※写真は「第52回 小山市春季学童野球大会」より
大会の模様はvol.7にて掲載されます。